増やそう資源 引き継ごう 豊かな「かごしまの海」

マダイやヒラメなどの生産,放流,イベントなどを紹介します。

いちき串木野市第6回ふる里の海づくり事業

平成30年10月20日(土),いちき串木野市にある市来えびす市場奥の広場において,いちき串木野市主催による第6回ふる里の海づくり事業が行われました。

沿岸漁業振興の一環として行われている一般市民が自由に放流に参加できる県内唯一の取り組みです。

当日は晴天に恵まれ,多くの方にご来場いただきました。

体験放流の他,かごしま水族館協力による工作や特別展示,市来小金管バンドによる演奏や海をテーマにした絵画の展示等,最後には活魚のつかみ取りまであり大いに盛り上がりました。

御協力いただきました関係者の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

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体験放流

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市来小1・2年生,川上小全校児童による絵画

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楽しい工作(ジンベエぼうしやチンアナゴ風船の作り方を丁寧に教えて頂きました)

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市来小金管バンドの皆さんによる演奏

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活魚のつかみ取り(入っているのはネイゴ(カンパチの子ども)です)

Love Blue事業によるマダイ稚魚放流

平成30年7月1日および11日に(一社)日本釣用品工業会と(公財)日本釣振興会が協働で取り組むLoveBlue事業によるマダイ稚魚放流が行われました。

この事業は,持続可能な自然環境を築くことを目的として,主に「環境保全」や「資源回復」に係る活動を行っているもので,鹿児島県では初めて行われました。

鹿児島の遊漁団体(鹿児島本港一本釣組合,遊漁船協会かごしま本港区船だまり,錦江湾若船頭の会)やベテラン船頭の方々に協力をいただき,マダイ稚魚10万9千尾を放流しました。

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また,そのうち3万尾を鰭カットによる標識放流しています。鰭カットされたマダイを釣り上げた方は,海づくり協会までご連絡ください(0994-32-5604)

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鹿児島県砂利協同組合連合会主催によるマダイ稚魚放流(in南種子町)

鹿児島県砂利協同組合連合会様には,毎年県内各地で社会貢献活動の一環として,稚魚放流を行っていただいていますが,今年度は,平成30年6月20日(水),南種子漁協前においてマダイ稚魚放流行事が行われました。

当日は悪天候の予報でしたが,開催時間は晴天に恵まれ,無事式典を執り行うことができました。

行事に御協力いただきました皆様,誠にありがとうございました。

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地元の島間小学校の児童の皆さんに参加していただきました

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名越町長にもご挨拶をいただきました

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マダイ稚魚4,500尾を放流しました

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南日本新聞記事

ブリ人工種苗生産施設開所式

平成30年4月24日(火),垂水市にある鹿児島県種苗生産施設内に新たにブリの人工種苗生産施設が完成し,開所式が行われました。

当日は,あいにくの雨模様となりましたが,多数の関係者の方々が出席されました。

海外で評価の高い人工種苗を活用した養殖ブリの更なる輸出促進を図るため整備されたこの施設は,平成30年,31年に県水産技術開発センターから当協会に技術移転を行い,最終的に年間45万尾(70㎜)の生産を目標としています。

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テープカットの様子

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式典会場の様子

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施設内見学の様子

南生建設株式会社主催 カサゴ稚魚放流行事 

平成30年2月22日(木),海潟漁港において,南生建設株式会社主催によるカサゴ稚魚放流行事が行われました。

鹿児島県大隅地域振興局発注の『海潟漁港水産流通基盤(特定)整備工事(1工区)』において,お世話になる地域の方々への社会貢献活動の一環として,南生建設㈱が主催されました。

当日は,地元の協和小学校の全児童を招待し,カサゴの稚魚2,000尾を放流しました。

肌寒い中,ご協力いただきました関係者の皆様,ありがとうございました。

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スジアラ(ハージン)の漁獲

平成29年10月1日,南海日日新聞で,当協会でも中間育成を行っているスジアラの放流効果が見られたという記事(下記参照)が掲載されました。

ハタ類は種苗生産が難しく,なかなか量産技術の確立という段階までは至っていませんが,今回の記事を励みに漁業者の方々の期待に応えられるよう努めて参りたいと思います。

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